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6 年間の違い:公立中・公立中高一貫・私立中高一貫を同じ表で見る

中学からの 6 年間には、大きく 3 つのルートがあります。学費、高校受験の有無、部活、通学などを同じ行で並べました。

約 3 分で読めます / 更新 2026-10-31

3 つのルートを同じ行で並べます

ここでは 3 つのルートを比べます。地元の公立中から高校受験をするルート、公立中高一貫校、私立中高一貫校です。

公立中高一貫校は、都道府県や市区が設置する 6 年一貫の学校です。表は良し悪しの順ではありません。

3 ルートの比較(学費は 6 年分を先に)
項目公立中 → 高校受験公立中高一貫私立中高一貫
かかるお金(6 年の目安)中学 3 年で約 162.6 万円(文科省)+高校 3 年分。高校の進学先で変わり、私立高校なら 3 年で約 300 万円弱(コエテコ 2025)6 年で約 250 万円(インターエデュの概算)6 年で平均約 600 万円(インターエデュの概算)。中学 3 年だけで約 467.2 万円(文科省)
中学の入り方住んでいる学区の中学へ進みます。学校選択制のある地域では、決められた範囲から選べます適性検査(教科の枠をこえて考える力を見る試験)を受けます各校の入学試験を受けます
授業の進め方学習指導要領(国が定める教育課程の基準)に沿って進みます学校ごとに 6 年を見通した計画で進めます学校ごとに 6 年を見通した計画で進めます
高校受験中 3 の冬から春にあります原則ありません。高校へはそのまま進みます原則ありません。高校へはそのまま進みます
部活中 3 の夏ごろに引退し、高校で選び直すのが一般的です6 年続けられます。中高で一緒に活動する部もあります6 年続けられます。中高で一緒に活動する部もあります
通学学区内のため、歩いて通える場合が多いです広い範囲から電車やバスで通う生徒もいます広い範囲から電車やバスで通う生徒もいます
昼食多くの地域で給食があります給食のある学校がありますお弁当や食堂が中心で、学校によって違います
大学受験高校から、一般選抜(学力試験中心)や推薦・総合型選抜(書類や面接中心)で受けます一般選抜や推薦・総合型選抜で受けます一般選抜や推薦・総合型選抜で受けます。大学付属校では内部推薦で進む生徒が多くなります

学費は出典ごとに集計方法が違うため目安です。文科省の金額は、学校の費用に塾や習い事などの費用を足した「学習費総額」です。

学費は 6 年分で比べます

文部科学省「令和 5 年度子供の学習費調査」では、中学校 1 年間の学習費総額(学校に払うお金と、塾・習い事など学校外の費用の合計)は公立が約 54.2 万円、私立が約 156.0 万円でした。

受験しないルートにも費用はかかります。公立中から私立高校、私立大学(自宅通学)に進むと、大学 4 年まで含めた 10 年分で、合わせて 700 万円を超えるという試算もあります(上の 6 年分の金額とは期間が違うため、そのまま比べられません)(コエテコ 2025)。

中学受験そのものの費用は別にかかります。「かかるお金を先に全部出します」の記事にまとめました。

高校受験があることを、どう見るか

中学受験の理由に「高校受験をしなくてすむ」を挙げた保護者は、調査によって 25.7〜43.0% でした。

前者はテラコヤプラス 2021(全国の保護者 500 人のうち受験した家庭)、後者は朝日小学生新聞 2019(受験した小 6 の保護者 593 人)の数字です。

一方、高校受験を選んだ家庭は「子どもに合った学校を子ども自身の力で選べる」ことをよさに挙げています(栄光ゼミナール 2021。塾のモニター会員の家庭が対象)。

高校受験は、15 歳でもう一度進路を選べる機会でもあります。どちらの見方も成り立ちます。

表を家族で見るときに

  • お子さんがいちばん気にしている行はどれか
  • 通学時間を、実際の経路で確かめたか
  • 6 年分の学費を、家計の計画と並べて見たか

違いはこれだけです。どれが合うかは、お子さんとご家庭によって決まります。

受験を考える場合の次の一歩

出典

塾・調査会社の調査は、その塾に通う家庭や調査に応じた人が対象です。全体の傾向とは異なる場合があります。