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合格発表のあとに:声かけ・手続き・進学先の決め方

合格発表のあとは、気持ちを受け止めることと、手続きの締切を確かめることが同時にやってきます。発表の日の声かけ、締切と延納の確かめ方、進学先の決め方、親自身の休み方をまとめました。

約 4 分で読めます / 更新 2026-10-31

発表の日に

結果がどうであっても、まずは、ここまで取り組んできたお子さんと、伴走してきた家族の時間をねぎらってください。

思うような結果でなかったとき、子どもは親の表情をよく見ています。親が動揺するのは自然なことです。それでも、子どもの前ではまず「よくがんばったね」と伝え、動揺は大人どうしの場で話す、という工夫を勧める専門家もいます。

思うような結果でなかった日の声かけの例
伝えたいこと言いやすい言葉の例避けたい言葉の例
がんばりを認める「最後までよくがんばったね」「あのとき勉強していれば」
気持ちを受け止める「悔しいね」「泣いてもいいよ」「泣いてもしかたない」
家族の気持ちは変わらないと伝える「結果がどうでも、あなたが大事なのは変わらないよ」「お金も時間もかけたのに」
次の予定を一緒に確かめる「明日のことは、ご飯を食べてから一緒に考えよう」結果の原因探しを、その日のうちに始めること

言葉は例です。お子さんが落ち着ける言い方を選んでください。

合格したときも、ほかに受けた学校の結果や、友達の結果に気持ちが揺れることがあります。合格した学校の話は、本人のペースに合わせて進めてください。

手続きの締切と延納を確かめる

入学手続きの締切は、合格発表から数日以内に設定されている学校が少なくありません。気持ちの整理と並行して、締切だけは発表の当日か翌日に確かめておくと、あとで選べる道が狭まるのを避けられます。

  • 入学手続きの締切の日時(日付だけでなく時刻も)
  • 手続きの方法(ウェブでの納入か、窓口での書類提出か)
  • 納める金額と、支払い方法
  • 延納(手続き金の支払いを、ほかの学校の発表まで待ってもらう制度)があるか、その条件と期限
  • 入学を辞退した場合に、納めたお金の一部が返ってくるか
  • 入学説明会・制服の採寸など、次の予定の日程

締切と発表の日時は、受験スケジュール(/schedule/)やカレンダー(/calendar/)に入れておくと、ほかの学校の予定と並べて見られます。正確な日時は、必ず各校の募集要項と合格者向けの案内で確かめてください。

進学先の決め方

合格した学校が複数ある場合や、第一志望以外の学校に合格した場合、私立に進むか公立中に進むかで迷う家庭もあります。どれが正しいということはありません。締切までの限られた時間の中で、次の順番で考えると整理しやすくなります。

  1. 締切の早い順に、合格した学校と公立中を並べる
  2. 学校の公式サイト、学校案内、在校生の話を、本人と一緒に見る
  3. 通学時間、学費、部活、校風など、家族が大事にしたいことを書き出す
  4. 本人に「どの学校で過ごす自分が想像できるか」を聞く
  5. 保護者どうしで、それぞれの考えを話し、決める日時を決めておく
私立中・公立中を比べるときに確かめたいこと
項目確かめること
高校への進み方私立中高一貫は高校受験がない学校が多い。公立中は高校受験があり、内申(中学校の成績)も使われる
学費初年度に納める金額と、6 年間(または 3 年間)の総額
通学家からの実際の所要時間と、朝の混み具合
本人の気持ちその学校で、やってみたいことがあるか

相談サイトには、合格した学校には説明会に 1 回しか行っておらず、数日話し合っても決めきれないという相談が寄せられています。迷うのは自然なことです。「ここで 6 年間」と考えると重く感じるときは、「まず 1 年間通ってみる」という見方もあります。

受験した学校がすべて思うような結果でなかった場合、まだ出願できる入試があるかどうかは、塾の先生に確かめてください。公立中に進む場合の高校受験の仕組みは、「公立中の今」の記事にまとめています。

親自身の休息

不合格のあと、親のほうが自分を責めたり、子どもへの気持ちが分からなくなったりすることがあります。こうした気持ちを打ち明ける相談は、相談サイトにも寄せられています。あなただけに起きていることではありません。

  • 手続きなど決めることが終わったら、親も休む日をつくる
  • 気持ちを話せる相手(家族、友人、塾の先生)に話す
  • 受験の振り返りは、しばらく時間をおいてからにする
  • 眠れない日が続く、涙が止まらないなどのときは、下の窓口や医療機関に相談する

つらさが続くときの相談窓口

子どもが「死にたい」「消えたい」と言う、眠れない・食べられない日が続く、学校に行けない日が続く。親が子どもに手を上げてしまった、暴言が止められない、自分も消えたいと感じる。こうしたときは、ひとりで抱えずに、次の窓口に相談してください。このサイトは心や体の状態を判断できません。

公的・公共の相談窓口
窓口連絡先相談できること
児童相談所虐待対応ダイヤル189(24 時間、無料)子育ての中で手を上げてしまったなど、親自身の相談もできる
児童相談所相談専用ダイヤル0120-189-783(24 時間)子どもに関するさまざまな相談
親子のための相談 LINEこども家庭庁の公式 LINE(受付時間は自治体ごとに違う)親子関係・子育ての悩み。子ども・保護者とも匿名で相談できる
24 時間子供 SOS ダイヤル0120-0-78310(24 時間)いじめや学校・友人関係。保護者からの相談も受け付ける
よりそいホットライン0120-279-338(24 時間、無料)年齢・性別を問わず、どんな悩みでも
こどもの人権 110 番0120-007-110(平日 8:30〜17:15)子どもの人権
精神保健福祉センター・保健所お住まいの都道府県・市区町村親自身の心の不調
スクールカウンセラー在籍している小学校子どもの気持ちの不安定さ、行き渋り
小児科・児童精神科・心療内科医療機関体の症状、心の不調が続くとき

連絡先と受付時間は変わることがあります。各窓口の公式ページで確かめてください。

出典

塾・調査会社の調査は、その塾に通う家庭や調査に応じた人が対象です。全体の傾向とは異なる場合があります。